Airbnbによる宿泊税徴収・納付代行の流れは?
Airbnbが税金の徴収・納付を代行する特定の管轄地域では、予約時にAirbnbがホストに代わり、宿泊税をゲストから徴収し所轄の税務署や自治体に納めます。それ以外の管轄地域、およびAirbnbが徴収するほかに納付が必要な宿泊税のある管轄地域では、ホストによる手動の宿泊税徴収が必要となる場合があります。
Airbnbが自動処理しても、ホストの課税額や受取金の合計額は変わりません。ホストのみなさまには従来どおり、受取金から標準のAirbnbサービス料を差し引いた金額が支払われます。徴収・納付が自動になることで、全員の税金徴収が手間要らずになります。
適用される税金
適用される税金は、リスティングに入力された所在地をもとに、Airbnbのシステム側で確定します。「お部屋を管理」のページで詳細を確かめ、正しい所在地が入力されていることを確認しておきましょう。Airbnbによる宿泊税徴収・納付代行地域でも、自動処理の対象外の税目があれば、ホストによる手動の徴収が求められることがあります。たとえば、Airbnbの代行徴収は州都道府県税だけで、市町村税は対象外という地域もあります。また、誤字脱字により税金徴収ができなかった場合、Airbnbはいかなる責任も負いません。
リスティングが代行対象地域にあるかどうかを確認する手順
- airbnb.comで「リスティング」にアクセスし、リスティングを選択
- 「リスティングの管理」をクリック
- 「地域の税金と法令」をクリック
- ページ上にデフォルトの税金徴収設定が表示されれば、それは代行対象地域のリスティングです
「地域の税金と法令」のページを開いても地方税徴収設定のセクションが表示されない場合、それはAirbnbが税金の徴収・納付を自動的に代行する対象地域のリスティングではありません。
宿泊税の合計額を確認する手順
徴収された宿泊税の合計額は、ホスト用アカウントの支払い履歴にある「総収入」のセクションで確認できます。ゲストの全領収書には、宿泊税の勘定科目が宿泊料金とは別名目で記載されます。
その他の納税義務
リスティングに適用される地域の税法と納税義務については一度よく調べ、十分把握した上で、遵守を徹底することをおすすめします。個別の状況に適用される税金の詳しい情報は、お住まいの地域の自治体または税務の専門家にご確認ください。
Airbnbが提供するのは宿泊税に関する一般情報です。ホストのみなさまには、各自ご確認の上で各地域の法規制を遵守し、具体的な税額は予約が確定する前にゲストに告知するよう、お願いいたします。