2022年の最新情報

差別と闘い、多⁠様⁠性⁠の受⁠け⁠入⁠れ⁠を推⁠進⁠す⁠る

プロジェクト・ラ⁠イ⁠ト⁠ハ⁠ウ⁠ス

Airbnbでは、2020年に「プロジェクト・ライトハウス」を発足し、Airbnbにおける人種間格差を明らかにし、対処に取り組んでいます。このプロジェクトは、Color Of Changeとの連携のもと、多くの公民権団体やプライバシー権団体から助言をいただき、立ち上げたものです。詳細を読む
実際のデータを使⁠用⁠す⁠る
Airbnbでは、ゲストとホストがどのようにAirbnbプラットフォームを利用しているかを調査しています。統計分析により、Airbnbコミュニティでのより公平な体験を構築する機会を見出すことができます。
プライバシーの保護
なお、傾向分析は一括して行われるため、認識される人種情報と特定の人物やアカウントを関連付けることはありません。
継続的な改善
Airbnbチームは現在も引き続き、Airbnbをより公正かつ公平で、今以上に多様性を受け入れるコミュニティにするための新たな方法を模索しています。

Airbnbがこれまでに行⁠っ⁠た変⁠更

予約前はゲストのプ⁠ロ⁠フ⁠ィ⁠ー⁠ル⁠写⁠真⁠を非⁠公⁠開⁠に
2018年にAirbnbでは、予約プロセスにおいて、ホストが予約リクエストを承認した後にのみ、ゲストの写真が表示されるように変更を行いました。その後のデータを分析したところ、黒人と認識されるゲストの予約成功率(米国において、異なる人種と認識されるゲストがAirbnbリスティングの予約に成功する割合)が、この変更によりやや上昇したことがわかりました。
より多くのゲ⁠ス⁠ト⁠に⁠、よ⁠り多⁠く⁠のレ⁠ビ⁠ュ⁠ー⁠を
レビューを獲得済みのゲストは、予約成功率が高くなります。しかし、Airbnbの分析によると、黒人またはラテン系・ヒスパニック系と認識されるゲストは、白人またはアジア系と認識されるゲストよりもレビュー数が少ないことがわかりました。これを踏まえ、今後、旅行をするすべてのゲストがレビューを受け取りやすくなるような変更を実施してまいります。
「今すぐ予約」を利⁠用⁠で⁠き⁠る対⁠象⁠ゲ⁠ス⁠ト⁠を拡⁠大
「今すぐ予約」は、ゲストがホストの承認を待たずにお部屋を予約できる機能です。このツールを使うことで予約がより客観的に行われるようになるため、差別の軽減に効果的です。Airbnbはこの度、さらに500万人の方々がより手軽に「今すぐ予約」を利用できるよう本機能に変更を加えました。
多様性の受け入れを強⁠化⁠し⁠た旅⁠行⁠コ⁠ミ⁠ュ⁠ニ⁠テ⁠ィ⁠を構⁠築
従来の観光地以外への旅行は、これまで観光の恩恵を受けてこなかった地域にもビジネスチャンスをもたらすことができます。来年は、Airbnb起業アカデミーのようなグローバルプログラムの開発と拡大を続け、Airbnbでホスティングすることの利点をより広く享受していただけるようにいたします。さらに、有色人種のホストの方々が増えるようなプログラムの拡充にも取り組んでまいります。
ホスト向け教育をさ⁠ら⁠に充⁠実
Airbnbのホストコミュニティは、公平で居心地のよい体験を提供するために重要な役割を担っています。今年は、あらゆる能力、性別、背景を持つゲスト(特に歴史的に社会から疎外されてきたコミュニティからのゲスト)をお迎えするホストにお役に立ていただけるよう、ためになる記事や動画を掲載した多様性を受け入れるホスティングのガイドをご用意しました。今後も、多様性を受け入れる環境を育んでいくための教育プログラムやプロダクト機能をさらに展開していく予定です。
却下された予約を調⁠査⁠し⁠て⁠、バ⁠イ⁠ア⁠ス⁠の機⁠会⁠を排⁠除
正当な理由により、予約を承認できないこともあります。たとえば、ホストの予定が変更になった場合や、アーリーチェックインや追加ゲストの受け入れなど、ホストが対応できないニーズがゲストにある場合などです。今後は、予約の却下を分析する機能を拡張し、Airbnbのポリシーやプロダクトの改善、および差別対策に役立ててまいります。
再予約における体⁠験⁠を改⁠善
2016年に導入したオープンドアポリシーに基づき、進行中または今後の予約に関して差別を経験したとゲストから報告を受けた場合、Airbnbが代わりの宿泊先手配をサポートします。最近では、旅行中のゲストが再予約のサポートなど緊急の支援をより手軽に受けられるようにするために、24時間対応の緊急サポート窓口を開設しました。
アクセシビリティ対⁠応⁠を必⁠要⁠とす⁠るゲ⁠ス⁠ト⁠のた⁠め⁠の継⁠続⁠的⁠な取⁠り⁠組⁠み
ゲストはアクセシビリティ機能・設備の検索フィルターを使うと、ニーズに合った宿泊先の検索や予約が行いやすくなります。Airbnbでは、アクセシビリティに関する審査を行い、ホストから提出されたすべてのアクセシビリティ機能・設備の情報が正確であるかどうかを確認しています。2022年11月に導入した「車椅子ユーザー向け」カテゴリには、車椅子での利用に対応している数百件ものリスティングが掲載されています。これらのリスティングは、宿泊施設、寝室、バスルームへの通路に段差がなく、バスルームにアクセシビリティ機能・設備が1つ以上あることが確認済みです。さらに車椅子ユーザー向けのリスティングでは、3Dスキャンを行い、機能・設備の有無や測定値を確認しています。

Airbnbコミュニティの誓約

2016年より、Airbnbをご利用のみなさまには、Airbnbコミュニティの誓約に同意することにより、予断やバイアスを持たずに相手を尊重することに努めるようお願いしています。これにご同意いただけない方には、Airbnbから退会していただいており、2022年時点で退会者数は250万人にのぼります。

レポート全文をお⁠読⁠みく⁠だ⁠さ⁠い

「Six-Year Update on Airbnb's Work to Fight Discrimination and Build Inclusion」(差別と闘い、多様性の受け入れを推進するためのAirbnbの取り組みに関する6年間の情報)には、プロジェクト・ライトハウスの主な成果、データセット一式、2016年以降にAirbnbが行った取り組みの進捗情報が含まれています。
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連携団体・協力者の方⁠々⁠のご⁠紹⁠介

2016年より、Airbnbは、主要な公民権団体、人種に関する専門家、プライバシー権団体に助言を求め、連携しています。