Airbnbで本人確認を行う
世界中で何百万人もの方々が互いへの信頼に基づき旅行や宿泊ホスティングを行うAirbnbでは、信頼こそがコミュニティの基盤です。
互いへの信頼関係を構築する
このような信頼を築く上で重要な鍵となるのが、ホストやゲストの本人確認です。Airbnbの本人確認は、Airbnbコミュニティ内のゲストやホストがプロフィールどおりの人物であることを確認し、安心感を持ってAirbnbをご利用いただけるようにするために行っている一連の手続きです。Airbnbプラットフォームをご利用になるすべてのホスト、補助ホスト、予約を行うゲストのみなさまには、本人確認を完了していただく必要があります。
本人確認手続きは必ずしも完全であるとは限りませんが、不正行為を最小限に抑え、安全性を向上し、Airbnbコミュニティメンバー同士が実際に対面した際に、有意義な交流を行えるようにすることを目的としています。
注:ホストまたはゲストが本人確認済みである場合、その方が提供した情報が認証されたことを意味します。本人確認はAirbnbコミュニティの安全確保に役立ちますが、その方がプロフィールどおりの人物であることを保証するものではありません。
本人確認を行う理由
ゲストとホストの本人確認を行うことにより、次のことが可能になります。
- ゲストとホストの間の信頼を高める
- Airbnbのコミュニティガイドラインの順守を徹底する
- 不正行為を削減する
- 身元調査を実施する(法的に許可される場合)
- 安全と防犯上の問題に関する対応、サポート、調査を行う
- 支払いおよび税金に関する法令を含む、適用される法規制を遵守する
本人確認の仕組み
Airbnbでは、すべての宿泊のメインホスト、補助ホスト、および予約を行うゲストのみなさまに、本人確認手続きをお願いしています。また、一部のAirbnb体験でも本人確認を求められることがあります。
本人確認とは、法的な氏名、住所、電話番号、その他の連絡先情報などの特定の個人情報を認証することを意味します。それ以外の情報をご提供いただかずに本人確認を完了できることもありますが、場合によっては、後述のように追加情報のご提出が必要となることもあります。
一部のユーザーは、顔認証と呼ばれる技術を使用して、本人確認を完了できる場合があります。
また、本人確認方法は、国・地域によって異なる場合があります。たとえば、韓国にお住まいの方については、第三者機関による認証を通じて本人確認が行われる場合もあります。
なお、ご提出いただく情報は、Airbnbの個人情報保護ポリシーに従って取り扱われ、お名前以外の情報がAirbnbのホストやゲストに開示されることはありませんのでご安心ください。
Airbnbから求められる情報
- 法的な氏名、住所やその他の個人情報:本人確認は、個人情報をご提供いただくだけで済むこともありますが、お住まいの国・地域や、Airbnbプラットフォーム上で異常が検知された場合など、いくつかの要因によって追加の情報が必要になることもあります。アカウント登録や本人確認手続きの際には法的な氏名のご提供をお願いしておりますが、ほかのホストやゲストに表示されるご自身で設定する名前をいつでも追加していただけます。
- 政府発行の身分証明書の写真:上記の情報を使用して本人確認を行えない場合、またはお住まいの国・地域で特定の認証方法が提供されていない、もしくは有効でない場合は、政府発行の身分証明書の写真のご提出をお願いすることがあります。その際は、運転免許証、パスポート、国民識別カードなどをご利用いただけます。使用できる身分証明書の種類および国・地域別のガイドラインについては、こちらのページで詳細をご確認ください。
- 自撮り写真:前述の政府発行の身分証明書の写真に加え、ご自身の顔写真のご提出をお願いすることがあります。ご提出いただいた自撮り写真がプロフィールに使用されたり、ほかのユーザーに公開されたりすることはありませんのでご安心ください。政府発行の身分証明書と一致する自撮り写真を提出できない場合は、Airbnbにお問い合わせください。別の本人確認方法をご案内いたします。
限られた状況ではありますが、上記の情報を使用して本人確認を行えない場合、結婚許可証や裁判所の命令書など、ご本人であることを裏付けるその他の証明書類をご提出いただくことで、手続きを完了できる可能性があります。
本人確認が必要となる場面
ゲストの場合
ゲストとして宿泊先または体験を予約する際、ホストが必須にしている場合は、本人確認が必要となります。ほとんどの場合、本人確認を求められるのは一度限りです。必要なお手続きの手順はAirbnbがご案内します。
通常、お支払いの際に本人確認を求められ、その際に具体的な期限が表示されます。本人確認が完了するまで予約は保留となり、ほかのゲストが同じ日付に予約を入れることはできません。また、期限までに本人確認を完了していただけるよう、Airbnbからメール、SMS、プッシュ通知などのご希望の手段を通じて改めてご案内いたします。なお、期限内に手続きを完了していただけない場合、予約は確定されません。
ホストの場合
これからホスティングをはじめる場合は、宿泊施設や体験のリスティングを初めて作成する際、または補助ホストになるための招待を新しく受けた際に、本人確認が必要となります。ホストの場合、本人確認の完了期限はないものの、手続きを完了するまでリスティングは公開されません。つまり、本人確認が完了するまでは、予約を受け付けることができません。同様に、補助ホストの招待を受けた場合は、招待を承認する前に本人確認を完了していただく必要があります。
ホストの場合、定期的に本人確認を求められることがあります。本人確認を求められたにもかかわらず、完了していただけない場合、手続きが完了するまでカレンダーがブロックされる可能性があります。
さらに、ご利用のアカウントで法的な氏名を編集した場合も、再度本人確認を行っていただく必要があります。氏名や連絡先情報など、すでにご提供いただいた情報をもとに即座にお手続きを完了できる場合もありますが、追加の認証手続きが必要になることもあります。この場合、ゲストとして予約済みの旅行に影響が及ぶことはありませんが、変更内容に関する認証手続きが完了するまで新しい予約を入れることはできません。
ホストとして確定済みの予約に影響が及ぶこともありませんが、手続きが完了するまでカレンダーはブロックされます。
注:現時点で予約をご希望の場合は、早急に必要情報をご提供いただくことが極めて重要です。チェックイン開始時刻まで12時間を切っている場合、1時間以内に本人確認を完了する必要があります。それ以外の場合は、予約してから12時間以内に本人確認をお済ませください。
それまでの間は予約が保留となり、指定された期限までに本人確認を完了していただけない場合、予約は確定されません。
手続きにかかる時間
情報をご提出いただくと、通常は1時間以内で本人確認が完了します。ただし、お住まいの国・地域やご提出いただいた情報によって、所要時間は異なる場合があります。
ご提出いただく情報が有効かつ正確で、最新であることをご確認ください。情報に問題があると、本人確認にさらに時間がかかることや、追加情報のご提出が必要となることがあります。
ゲストとして予約する場合は、Airbnbから提示された期限までに、忘れずに本人確認を完了するようにしてください。本人確認が完了するまで予約は保留となり、ほかのゲストが同じ日付に予約を入れることはできません。また、期限までに手続きを完了していただけるよう、Airbnbからメール、SMS、プッシュ通知などで改めてご案内いたします。
問題が発生した場合のヒント
- メッセージを確認する。SMSやメール、電話で追加情報が届いている可能性があります。Airbnbからのメッセージを見逃したと思われる場合は、こちらの手順を行なってください。
- 法的な氏名を使用する。ご提供いただく法的な氏名が、公的記録または政府発行の身分証明書に記載されているお名前と一致していることをご確認ください。結婚や性別移行などによって法的な氏名が変わった場合は、Airbnbのカスタマーサポートチームにご連絡ください。結婚許可証や裁判所の命令書などの政府発行の証明書類を使用して新しい法的な氏名を認証することができます。本人確認には法的な氏名をご使用いただく必要がありますが、ほかのゲストやホストに対して代わりに表示されるご自身で設定する名前を追加することが可能です。
- カメラへのアクセスを許可する。Airbnbアプリまたはお使いのブラウザが、カメラの使用許可を必要とする場合があります。Airbnbによるカメラの使用を許可する手順は、通常ブラウザやアプリの設定から確認できます。許可の設定を変更してもうまくいかない場合は、Airbnbアプリまたはウェブページの再読み込みをお試しください。
- 高品質の写真を使用する。写真は明るい場所で撮影し、ご自身がはっきりと写っていること、また所定の枠内に収まっていることをご確認ください。自撮り写真は、宗教上の理由により頭部を布で覆う場合でも、目、鼻、口が必ず隠れないように撮影してください。自撮り写真がほかのAirbnbユーザーやプロフィールに表示されることはありませんので、ご安心ください。
- その場で顔写真を撮影する。自撮り写真を求められた場合は、過去の自撮り写真ではなく、その時点で撮影して提出していただく必要があります。こちらの写真がプロフィールやほかのAirbnbユーザーに表示されることはありませんので、ご安心ください。
- 有効期限が切れていない身分証明書の原本を使用する。提出する身分証明書の有効期限が切れていないこと、また原本であることをご確認ください。写し、PDFまたはその他の電子版の写しは受け付けていません。運転免許証や国民識別カードのように両面タイプの身分証明書である場合は、表面と裏面の両方の写真をご提出ください。なお、お住まいの国・地域によっては、国・地域別のガイドラインに沿ったお手続きが必要となる場合もありますのでご注意ください。
本人確認済みバッジが表示される場所
本人確認手続きが完了すると、本人確認済みバッジが付与されます。本人確認済みのバッジとステータスは、Airbnb全体において、プロフィール写真の横にチェックマーク入りの赤いバッジで表示されます。また、プロフィールの「[お名前]さんの確認済みの情報」にも表示されます。ホストの場合は、リスティングページの「ホスト」セクションに「本人確認済み」というラベルが表示される場合もあります。
大企業のホストの場合は、全リスティングの管理のために複数のアカウントをお持ちかもしれません。このような場合、アカウントを運営する企業が認証済みであったとしても、紐付けられたホストアカウントに、必ずしも本人確認済みバッジが表示されるとは限りません。
本人確認済みバッジが取り消される状況
法的な氏名などの個人情報を変更したり、アカウントから政府発行の身分証明書を削除したりすると、本人確認済みバッジが表示されなくなる可能性があります。その場合、ゲストとして予約したり、ホストとして今後のゲストを受け入れたりするには、再度認証が必要となることがあります。
ホストから求められる可能性のある身分証明情報
予約時に、ゲストの政府発行の身分証明書をAirbnbがホストと共有することはありません。ただし、予約の時点で宿泊先ページの説明文に必要な情報とその理由について記載済みで、かつAirbnbプラットフォーム外ポリシーに記載されている法的またはコンプライアンス上の理由により必要な場合に限り、ホストは予約後に政府発行の身分証明書の提示を求めることがあります。
一部の地域では、宿泊者の情報を地域当局に届け出ることが法令により義務付けられています。届出は宿泊者本人が地域当局に行う場合もあれば、当局に代わってホストが宿泊施設で手続きを代行する場合もあります。そのため、地域当局への宿泊者情報の届出が義務付けられている地域の宿泊先を予約した場合、Airbnbに掲載されているB&B、ホステル、ホテル、またはその他の宿泊施設のホストから届出のリクエストが届く可能性があります。
Airbnbによる個人データの共有および管理方法
Airbnbコミュニティは、信頼の上に成り立っています。Airbnbがみなさまの情報をどのように使用するかを明確にすることは、そうした信頼を築くために不可欠です。
ご提供いただいた情報にアクセスできるのは、権限のあるAirbnb社員および認定された第三者のサービス提供者に限られます。また、すべての情報は、安全な方法によって保管・送信されます。Airbnbは本人確認手続きをサポートすることを目的に、ホストまたはゲストの個人情報を認定された第三者のサービス提供者と共有します。こうした手続きには、身元の確認、身分証明書の認証、身元の調査(適用法で許可されている場合)などが含まれます。
Airbnbは、情報の収集目的に応じた所定の保持期間が過ぎた後、法令遵守目的で保持が必要な場合を除き、政府発行の身分証明書を削除します。なお、身分証明書が削除された後も、アカウントの管理、法令遵守、および一般的な安全上の目的のために、Airbnbは身分証明書の一部の情報(生年月日など)を引き続き保持します。
Airbnbは、本人確認手続き中に収集した情報を、Airbnbの個人情報保護ポリシーに記載されている目的で取り扱います。Airbnbが収集する情報の例、およびその使用目的は次のとおりです。
- 法的な氏名、住所、生年月日など、Airbnbにご提供いただいた個人情報
- 上記の本人確認手続きをサポートする
- Airbnbプラットフォーム上のユーザーと広範なコミュニティを保護するため、安全性とセキュリティに関する問題に対応し調査する
- 捜査当局による捜査への対応・支援を行い、公的機関からの情報開示請求に対応する
- Airbnbのコミュニティガイドラインの順守を徹底する
- 支払いおよび税金に関する法令を含む、適用法を遵守する
- 不正行為を検知する
- 身元調査を実施する(適用法に基づき許可される場合)
- ご提供いただいた政府発行の身分証明書、またはその他の認証関連の証明書類
- 上記の本人確認手続きをサポートする
- Airbnbプラットフォーム上のユーザーと広範なコミュニティに関連する、安全性とセキュリティ上の問題に対応し調査する
- 捜査当局による捜査への対応・支援を行う
- 支払いおよび税金に関する法令を含む、適用法を遵守する
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本人確認のために身分証明書を提出する
多くの場合、本人確認には法的な氏名、住所やその他の個人情報をご提供いただければ十分です。場合によっては、写真が掲載されている政府発行の身分証明書の写しを提示していただくようお願いすることもあります。 - ゲスト
プロフィールの概要
プロフィールを活用すれば、ホストやゲストにご自身のことをもっとよく知ってもらいやすくなります。滞在したいと考えている宿泊施設のホスト、またはご自身の宿泊施設に興味を持っているゲストとの信頼関係を築く上でも役立ちます。 - ゲスト
写真の照合
写真付き身分証明書の共有を求められた場合、複数のステップを踏むことで、データの安全性を確保できます。