本記事の記載情報は、補助ホストの受取金を対象としています。ホストの受取金の仕組みや税金に関する記事もご確認ください。
米国内国歳入庁(IRS)はAirbnbに対し、ホスティング収入が米国税務申告の対象となるかどうかを判断するために、納税者情報を収集することを義務付けています。
申告の対象となる場合は、Airbnbにご提供いただく納税者情報をもとに、IRSや該当の州に提出するための年次の米国税務申告書(フォーム1099)を作成いたします。
納税者情報に関してAirbnbから問い合わせがありましたら、適切な納税者情報をご提出ください。米国または州の税務申告の対象ではないと判断された場合、当該情報が税務当局に提出されることはありません。
保存した納税者情報は、ご利用アカウントの「納税者情報」セクションに表示されます。
注:Airbnbプラットフォームで納税申告フォームの処理が完了するまでには、最長で48時間かかる場合があります。その間、納税者情報の追加リクエストが引き続き届くことがありますのでご了承ください。
注:プエルトリコ、グアム、北マリアナ諸島連邦、米領ヴァージン諸島、または米領サモアに実際に居住していて、米国外で補助ホスティングサービスを提供している方は、一般的にIRSによって非居住外国人とみなされ、通常はフォームW-8BENの提出が求められます。受取金の支払いがあった補助ホストは、フォームW-8BENを提出することで、フォーム1099-Kを使用した米国での税務申告が免除されます。
どの納税申告フォームを使用すべきかわからない場合は、税務の専門家にご相談いただくことをおすすめします。Airbnbから税務上のアドバイスを提供することはできません。
税務申告の対象となる場合、ご提出いただいた情報は、毎年1月に発行されるフォーム1099-Kに反映されます。詳しくは、フォーム1099-Kに関する説明をご確認ください。
米国の税務申告の目的上、補助ホストへの支払いは予約とは区別され、二次的な取引とみなされます。リスティング所有者には、予約全体の総ホスティング収入額(Airbnb手数料、および該当する場合は税金と補助ホストの受取金を差し引く前の金額)を記載した税務申告書が届きます。
リスティング所有者の申告例(補助ホスト受取金の割合が20%に設定されている場合) | |
| 500ドル |
| 90ドル |
| 10ドル |
= 1099-Kに記載されるリスティング所有者の合計申告額 | 600ドル |
| -18ドル |
| -114.40ドル |
= リスティング所有者の純受取金額 | 467.60ドル |
補助ホストの申告例(補助ホスト受取金の割合が20%に設定されている場合) | |
| 114.40ドル |
= 1099-Kに記載される補助ホストの合計申告額 | 114.40ドル |
| 0ドル |
= 補助ホストの純受取金額 | 114.40ドル |
Airbnbから納税者情報の提出をお願いしたにもかかわらず、必要な納税フォームをご提出いただけない場合、受取金の送金が保留となる可能性があります。
納税者情報が登録されていない状態で受取金が支払われる場合は、源泉徴収税が差し引かれ、IRSに納付されます。既に納付された税金については、Airbnbで返金に応じられない可能性があります。また、納税者番号がなければ、源泉徴収された税金の還付をIRSに請求することが非常に困難になる可能性もありますのでご留意ください。