地図
トラステヴェレ(Trastevere)に隣接する地域はサンタンジェロ(Sant'Angelo)、ボルゴ (Borgo)、パリオーネ (Parione)、ポンテ、レゴラ(Regola)、カンピテッリ(Campitelli)、ローマ・チェントロ(Roma Centro)、テスタッチョ (Testaccio)、モンテベルデヴェッキオ (Monteverde Vecchio)、リパ (Ripa)、アウレリオ(Aurelio)
ローマ遺跡から川を渡るとそこは、ボヘミアンの領地
「トラステヴェレ(テヴェレを渡る)」とは読んで字の如く、ローマ中心の遺跡からテヴェレ川を渡ってトラムを降りた反対岸。美食と自由を愛するボヘミアンな空気が魅力のエリアだ。
ここの元気は伝染るんです
トラステヴェレは古くはエトルリア人が住み着いた街で、歴史の重みを感じる。この魔力に引き寄せられてストリートパフォーマー、学生、アーティスト、買い物客、ワイン、カクテル、グルメ、カフェ目当ての人が大勢訪れる。
学生も芸術家もプロフェッショナルも。一度住み着くと、もうトラステヴェレを離れようとは思わない。
こんな泉のほとりで語り合える場所、離れる理由なんてないよね?
歩道にせり出したバールやカフェで寛げるのも、ここならでは
横断歩道を自転車で渡ったり、道をあてどなく彷徨ってみたり
人も道も壁も。トラステヴェレの街には古風な色がしっとり馴染む
若者は元気だけどね
トラステヴェレは夜の街。日没は次章の始まりに過ぎない。
黄昏時から夜明けまで
トラステヴェレは24時間楽しい。そこが地元民と観光客に愛されてるところ
昼の陽気なムードが、夜まで続く
夜の楽しみといえば極上のワインと食
バール、パブ、レストラン、ブティック、専門店もトラステヴェレでは深夜まで営業している
ローマでやりたいことはなんでも、ここトラステヴェレでできる
深夜ギャンブルも、あり
深夜の散歩も、あり
深夜のカクテルも、あり
さあいざ、ゆかん
返事はもちろんYESだよね
日曜朝は蚤の市ポルタ・ポルテーゼ
ポルテーゼ門で開かれるローマ名物蚤の市「ポルタ・ポルテーゼ」(別名・泥棒市場)に行かずして、トラステヴェレの日曜日は始まらない。
屋台はガラクタの山、山、山。お宝探しの人もバーゲンハンターも数時間あっという間
安い年代物のヴィンテージの中に高価なアンティークや古いフォトフレームが眠っている。時間の箱をひっくり返したかのよう
軍服。勲章。鞄。ノスタルジーを感じる古物たち
元の持ち主にとっては、どういういわれの品物だったのだろう?
出てくる品物を見てると、ご近所さんの人柄が少しだけわかる気がする
みなさまも一生のお宝が見つかりますように
写真について
その街のスピリットを的確に捉えるため、Airbnbでは世界各地を拠点に活躍するフォトグラファーと提携しています。このページの写真提供は:
Thomas Toti
トーマス・トティ(Thomas Toti)は撮影ディレクター兼フォトグラファーだ。15歳の頃から映画を撮っている。異文化が好きで旅にもよく出る。撮影では1枚1枚違ったアプローチを採るなど、異文化に対する情熱が作品にも滲み出ている。ローマは今惹かれてる街。Airbnbの撮影は心底楽しんだ。
Pauline Boldt
ポーリーヌ・ボルト(Pauline Boldt)は世界を拠点に働くフリーカメラマン兼クリエイティブディレクター。自分の現在地とその周辺の写真を撮り続けている。Airbnbの撮影でローマに2週間滞在し、古い歴史を内側から覗けたのは楽しい思い出。近作は海外紹介実績もあるブログ26mertonroad.comで。