酒類を伴う日本の体験について
本情報ページは、Airbnbにおけるお客様のトリップ又はエクスペリエンスに適用されうるいくつかの法律及び登録要件について、お客様が調査を始める一助となるものです。本ページには、様々な活動に適用されうるいくつかルールの概要及び参考となる行政関連の資料へのリンクが含まれています。
本情報ページは網羅的ではなく、法的な助言でもないことをご理解下さい。現地の法律又は本情報がお客様ご自身又はお客様のトリップ若しくはエクスペリエンスにどのように適用されるかわからない場合は、お住まいの市区町村又は弁護士にご相談されることをお勧めします。
また、本ページはリアルタイムで更新されないため、法令が近時改正されていないかについてはご自身で確認いただく必要があることにご留意下さい。*
お酒・アルコール
私はエクスペリエンスの一環としてアルコールを提供する予定ですが、何か許可を得る必要がありますか?
はい。アルコールの販売、調理、加工、取扱、運搬及び保管には、食品衛生法が適用されます。かかる法律には、遵守しなければならない要件(食品添加物及び食品衛生に関する規則を含みます。)が定められています。また、エクスペリエンス/トリップについて代金を請求する場合、あなたは飲食業者とみなされる可能性があり、食品衛生法上、このような活動を行う個人は許可を取得しなければなりません。かかるルールの不遵守は犯罪を構成するおそれがあり、懲役及び罰金刑が科される可能性があることにご注意下さい。
あなたがアルコールの提供に際して飲食業の営業許可を取得しなくてもよい可能性がある例外があると言われています。
- あなたが料理レッスンを企画し、ゲストが自分自身で食品を調理し、調理に参加しなかったゲストには一切の食品が提供されない場合には、たとえ料理レッスンの料金を請求したとしても、あなたが「飲食業者」とみなされる可能性は低いといわれています。あなたは、この一連の料理レッスンの一環として、アルコールを提供することができるかもしれません。
あなたがエクスペリエンス/トリップの代金を請求する場合には、酒税法に基づき、免許の取得が要求される可能性があります。さらに、あなたが居住する日本の自治体によっては、当該地域の規制も適用される可能性があります。そのため、アルコールの提供を検討している場合には、地域の保健所に確認する必要があります。
あなたのゲストにアルコールを提供することは(あなたがお好きな地元のバーにお連れするのでない限り)、一般的に問題が生じやすい分野ですので、法律を確実に遵守するために、地域の保健所及び税務署に確認するか、弁護士に相談されることをお勧めします。
私のエクスペリエンスが、バーにおいて提供される場合はどうなりますか?
食品衛生法に基づき許可を受けたあなたのお気に入りの地元のバーにゲストを連れて行く場合、あなたが規制に違反する可能性は低いです。
私のエクスペリエンスが飲み物各自持ち込み(BYOB)であり、私がゲストにアルコール飲料の持ち込みを許可する場合はどうでしょうか?
あなたのエクスペリエンスがあなたの自宅で行われるものであり、公衆に開かれたものでない場合、飲み物各自持ち込みのエクスペリエンスを主催するにあたって食品衛生法及び酒税法に基づく許可は要求されない可能性があります。もっとも、これが正しい解釈であるかについては、常に地域の保健所及び税務署に確認するか、弁護士に相談されることをお勧めいたします。
私のエクスペリエンスに自家醸造のビール又は酒類が含まれる場合、どのようなことに注意すればよいでしょうか?
日本では、酒税法に基づく免許を有していない限り、限定的かつ複雑な一定の例外を除き、自家醸造は一般的に禁止されています。さらに、自家醸造を行うには、食品衛生法上の要件を遵守する必要もあります。
自家醸造は、一般的に問題が生じやすい分野ですので、法律を確実に遵守するために、地域の税務署に確認するか、弁護士に相談されることをお勧めします。
私のエクスペリエンスがアルコールを伴うものである場合、他に何か気をつけるべき事項はありますか?
はい。すべてのゲストが法律で定められた飲酒年齢(現在20才以上)を上回っているかを確認すべきです。
他に何か私が注意すべき事項はありますか?
あなたのエクスペリエンスがアルコールと他の活動(例えば、食品の提供又はガイド付き市内観光)を組み合わせたものである場合には、あなたの活動に他のルールが適用されないか、他の情報セクションにも目を通して下さい。
ディスクレーマー
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