ア⁠ク⁠セ⁠シ⁠ビ⁠リ⁠テ⁠ィ機⁠能⁠・⁠設⁠備⁠の撮⁠影⁠方⁠法

キャプション付きの鮮明な写真を掲載することで、ゲストが自分に合ったリスティングかどうかを判断しやすくなります。
投稿:Airbnb2020年9月22日
更新日:2024年12月2日

ゲストは、リスティングで安全かつ快適に移動できるかどうかを予約前に把握したいと考えています。アクセシビリティ機能・設備について細部までわかる鮮明な写真が掲載されていれば、リスティングが自分の特定のニーズに合っているかどうかをゲストが判断しやすくなります。

車椅子の利用者であるゲストのGeorgeさんは、次のように述べています。「1枚の写真から、自分のニーズに合う宿泊施設であるかどうかがわかります。または、誰かにテーブルを動かしてもらえばよいだけの場合もあります」

すべてのアクセシビリティ機能・設備について、リスティングページの「アクセシビリティ機能・設備」のセクション(画像ギャラリーやフォトツアーとは異なります)に掲載される前に、Airbnbにて確認を行います。

一般的なガイドライン

リスティングページにアクセシビリティ機能・設備を追加する際は、次のガイドラインに従ってください。写真が一定の基準を満たしていない場合、別の写真をアップロードしていただくか、またはリスティングページからアクセシビリティ機能・設備の記載を削除していただくようお願いする場合があります。

  • リスティングのすべてのアクセシビリティ機能・設備について、写真をそれぞれ1枚以上ご提供ください。
  • 戸口の幅や、キッチンカウンターの高さなどの寸法がわかるよう、巻き尺を置いて撮影した写真を含めましょう。
  • 各機能・設備をさまざまな視点から撮影した写真をアップロードすることで、ゲストがお部屋やその他のスペースの様子を把握しやすくなります。
  • 照明に関する詳細など、お部屋とその他スペースのアクセシビリティ機能・設備について明確に把握できる説明文を写真に添えましょう。
  • 特定のエリアのみアクセシビリティに対応している場合は、その旨をゲストに伝えましょう。たとえば「出入り口が広くて段差がなく、手すりが備わっているバスルームは、こちらの一箇所のみです」のように記載するとよいでしょう。

写真撮影のヒント

リスティングのアクセシビリティ機能・設備の写真撮影を行う際は、次のヒントをご参照ください。

段差のない建⁠物⁠の入⁠り⁠口

建物の玄関や、玄関に通じる通路に、高さ5cmを超える段差、階段、または縁石がないことがわかるようにしましょう。これには、屋外の歩道、廊下、エレベーター、およびゲストが入室するために使用する必要があるその他の機能・設備が含まれます。

  • 建物の玄関に通じる通路に扉や門がある場合は、すべて開けます。移動式スロープまたは段差スロープが用意されている場合は、設置した状態で撮影しましょう。
  • ゲストが到着または駐車する場所からはじめ、玄関までの通路の様子を3mごとに撮影しましょう。カメラを少し下に傾けて、通路の床や地面を写してください。
  • 玄関を外側から撮った写真を別に用意しましょう。ドアを開き、敷居の内側と外側の通路がよくわかるように、2.4m以上離れて撮影してください。

段差のないお⁠部⁠屋⁠の入⁠り⁠口

5cmを超える段差、継ぎ目、または敷居がないお部屋やその他のスペースの写真を撮影します。屋内外のスペース(デッキ、バルコニー、パティオを含む)を撮影しましょう。

  • ドアを完全に開けて、敷居のクローズアップ写真を撮影します。カメラを少し下に傾けて、床板または継ぎ目の両側にある通路の床を撮影しましょう。
  • お部屋の出入り口を外側から撮影する際は、1.5m以上離れた位置から撮影します。
  • 同じ要領で、お部屋の内側からも同様の写真を撮影します。
  • お部屋に出入り口が複数ある場合は、各出入口の写真を撮影します。
  • お部屋のメインのドアに通じる通路の写真を、追加で撮影しましょう。

幅の広い出⁠入⁠り⁠口

建物の、どの出入り口の幅が81cm以上あるかがわかる写真を撮影します。正面玄関やその他の出入り口の正確な幅がわかると、ゲストはリスティングで車椅子や移動機器を使用できるかどうかを判断できます。

  • ドアをできるだけ大きく開けましょう。ドア枠の端から端まで巻き尺を伸ばした状態で置き、巻き尺の両端と数字がはっきり確認できるようにしてください。
  • 写真は2枚以上撮影しましょう。1枚は、ドア枠の端から端まで巻き尺が伸ばされた状態で置かれている出入り口の写真、もう1枚は寸法をはっきり確認できる巻き尺のクローズアップ写真をご用意ください。

「車椅子の利用者は、出入り口の寸法がわかると、実際に出入り可能かどうかを判断できます」とGeorgeさんは言います。

アクセシビリティ対応のバ⁠ス⁠ル⁠ー⁠ム

段差のないシャワールームやトイレ、シャワールーム内の手すり、シャワーチェアやバスチェアなど、バスルーム内での移動に役立つ機能・設備を撮影しましょう。バスルームやシャワールーム全体が写っている写真と、設置している特定の機能・設備のクローズアップ写真をご用意ください。

  • 段差のないシャワールーム:カーテンまたはドアを開けます。カメラを少し下に傾け、敷居や水止めの高さが2.5cm未満であることがわかる写真を撮影します。
  • 手すり:シャワールーム内やトイレの近くに設置された手すりの位置が、はっきりとわかる写真を撮影します。両方が一緒に写っているバスルーム全体の写真を撮影する場合でも、各手すりの写真を別々に撮ってください。
  • シャワーチェアまたはバスチェア:壁に取り付けられたものであるか、自立型のものであるかに関わらず、シャワールームまたはバスルームにあるチェア全体が写るようにします。

障害のある方向⁠け⁠の駐⁠車⁠ス⁠ペ⁠ー⁠ス

幅が3.35m以上ある車両1台分の専用駐車スペース、または障害のある方専用の公共の駐車スペースの写真を撮影しましょう。

  • 専用駐車スペース:ゲストの駐車スペースの隣に実際に車を駐車して遠くから写真を撮り、ゲストがスペースの幅を判断できるようにしましょう。もしくは、巻き尺を置いて駐車スペースの幅がわかるようにします。
  • 公共の駐車スペース:障害のある方のためのスペースであることを示す標識やマークを撮影しましょう。

ゲスト用玄関に続⁠く⁠、明⁠る⁠く照⁠ら⁠さ⁠れ⁠た通⁠路

暗い時間帯に、ゲスト用玄関に通じる通路や歩道に十分な明るさがあることがわかるようにしましょう

  • 通路を照らす屋外の照明をすべて点灯します。
  • 屋外照明の明るさを妨げる屋内照明はすべて消します。
  • 屋外照明と通路との位置関係が、写真からわかるようにします。

介護リフト

ゲストの車椅子の乗り降り、プール、露天風呂・ジャグジーへの出入りをサポートするために特別に設計された、リスティング内の電動または手動の機能・設備をすべて撮影しましょう。

  • リフトが天井に固定されたものであるか、自立型のものであるかなど、できる限り詳細がわかる写真を撮影してください。
  • ベッド、トイレ、プール、露天風呂・ジャグジーの隣など、どこに設置されているかがわかるよう、広めの写真を撮影しましょう。
  • 周辺環境を撮影し、使用時のリフトの大きさや位置がわかるようにします。

詳しくは、リスティングページにアクセシビリティ機能・設備を追加する際の要件をご確認ください。

本記事の掲載情報は、公開後に変更されている可能性があります。

Airbnb
2020年9月22日
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