料金設定⁠に⁠つ⁠い⁠てあ⁠る⁠ス⁠ー⁠パ⁠ー⁠ホ⁠ス⁠ト⁠が学⁠ん⁠だ⁠こ⁠と

「設定したらそのまま」ではなく、Airbnbの料金ツールを活用して料金を見直しましょう。
投稿:Airbnb2023年10月12日
1分で読めます
更新日:2023年10月12日

2012年にDaniel Chamillardさんがホスティングをはじめた際、料金設定に迷ったそうです。「月日と経験を重ねるうちに、リスティングをより有効に活用する方法を学びました」とDanielさんは言います。

それ以来、アフリカ西部沖に位置するスペイン、カナリア諸島最大の島、テネリフェ島の宿泊施設に何百人ものゲストを迎え入れてきました。Danielさんは2014年にスーパーホスト、2020年にスーパーホストアンバサダー、そして2022年にホストアドバイザリーボードのメンバーになりました。ホストアドバイザリーボードは、ホストと協力してホスティングに関する課題を理解し、Airbnbにフィードバックを提供しています。

この記事では、リスティングの料金設定について、また競争力を維持することの重要性について、Danielさんにご意見を共有していただきました。ただし、Danielさんは「あらゆる状況に対応できる魔法の解決策はなく、自分に合う方法を見つけるには試行錯誤も必要だ」と述べていますので、そのことを心に留めておきましょう。

Danielさんがご自身の言葉で語った、料金設定に関する見解を以下にご紹介します。

合理的な期⁠待⁠値⁠を設⁠定⁠す⁠る

リスティングの料金を設定する際は、内部要因と外部要因をともに考慮する必要があります。内部要因としては、ホストの経済的ニーズや期待することなどがあげられ、外部要因には、建物タイプ、地域の季節性、地域の経済動向、全体的な経済状況などがあります。そしてこれらのすべてが料金戦略に影響します。

私の場合は、需要の高い観光地の島で4つの小さな宿泊施設を個人で運営しているため、競争の激しい地域で手頃な料金を提供しつつ収益を出すには、宿泊施設の稼働率を高めることが重要です。

負担する費用と求める利益を考慮に入れて、合理的な期待値を設定することが重要だと思います。私のように、ホスティングが主な仕事であり収入源だという人もいれば、住宅ローンの支払い、家のメンテナンスや改装、あるいは家族への送金のために副収入を得たいと考えているホストの方もいることでしょう。ホストとしての目標とゲストに提供できるものに基づいて、合理的な期待値を設定するとよいでしょう。

やることリ⁠ス⁠ト⁠に次⁠の5⁠項⁠目⁠を追⁠加⁠す⁠る

家が日々の手入れを必要とするように、リスティングの料金も小まめに調整することが大切です。

料金を設定したまま放置し、予約が入るのを待つだけではうまくいきません。ホストは料金に気を配る必要があります。そこで、次の項目を毎日実行することをおすすめします。

  • カレンダーを確認して料金を更新する

  • 地域の経済動向を把握して、対応する

  • 試行錯誤を通じて、最適なプロモーションと最低宿泊日数を把握する

  • 写真とキャプションを更新する

  • リスティングをショーケースとして活用する

ツールを活⁠用⁠し⁠て可⁠能⁠性⁠を最⁠大⁠化⁠す⁠る

日々活用しているツールには、最低宿泊日数、週割、月割、プロモーションの設定などがあります。

週割や月割を提供すると、より長めの予約が入りやすくなります。多くの場合、ゲストは最終的に1週間予約してくれるので助かっています。

プロモーションは、気にいっているツールのひとつです。プロモーションを活用すれば、数か月先まで(通常3か月先)の料金を設定しておくことができます。その上で、この期間にゲストから関心が寄せられなければ、割引を提供します。需要と供給の度合いを知り、それに応じて行動するようにしています。

十分な予約が入らないと、不安になりますが、折々に、そういう経験をすることは誰にでもあり得ます。こちらで述べた提案が、みなさんのリスティングと料金をより魅力的で競争力のあるものにするお役に立てば幸いです。

本記事の掲載情報は、公開後に変更されている可能性があります。

Airbnb
2023年10月12日
役に立ちましたか?