モロッコのラグジュアリーな宿泊先

モロッコで、ほかでは味わえない特別な休暇を過ごす

西側には海、東側には砂漠、中央にアトラス山脈がそびえるモロッコならではの様々な魅力を味わいましょう。複数の文化が融合する魅惑の北アフリカの国。黄金の輝きにいざなわれ、五感を研ぎ澄ます体験をどうぞ。

モロッコなら楽しみが尽きることはありません。たとえば、海岸沿いの街カサブランカから旅を始めてみましょう。同名の名作映画で有名になったカサブランカでは、世界で2番目に大きなモスクを訪れたり、ムーア風やアールデコの建築物を堪能できます。サーフィンが好きなあなたなら、風の強い海岸線と柔らかい波が最適なコンディションを作り出すエッサウィラに向かいましょう。その他の人気観光地にはアガディール、タンジェ、フェス、ラバトなどがあり、まるで迷路のようなメディナ（旧市街）を中央に囲むように構成される街並みは、整然としながらも喧騒が道を埋め尽くしています。「紅い街」の名で知られる王道観光スポット、マラケシュが旅行者に選ばれるのには理由があります。にぎやかな中央広場や近くの砂漠への日帰りツアーなど、ここではモロッコ初心者でも適度に刺激的なカルチャーショックが味わえます。

モロッコの公用語はアラビア語とベルベル語ですが、学校で教えられるフランス語も広く普及しています。主な宗教はイスラム教で、礼拝の呼びかけは1日に5回、主にメディナで聞くことができます。公共の場において、男性と女性は露出を避けた服装をするのが望ましく、特に膝、肩、お腹を覆うよう注意します。

旅行を計画する前にはラマダン期間について、またラマダンが旅行にどのような影響を与えるかを考慮することが重要となります。ラマダンとはヒジュラ暦の9月にあたる1か月間の宗教行事で、精神的な内省、祈り、善行を積む期間となっています。この期間、イスラム教徒は夜明けから日没まで断食を行うためスークや市場はほとんど人がいなくなり、史跡やその他の観光地も営業時間が短くなる可能性があります。非イスラム教徒の旅行者の場合、ヴィラの中で飲食や喫煙をすることは認められているものの、公共の場所では禁じられています。

モロッコには多様な地形があり、その素晴らしい自然を体験する様々な方法があります。黄金の砂漠をラクダに乗って移動したり、雲の上からスキーやハイキングを楽しんだり、一日のんびりと伝統のハマムで過ごしたり。必ず一生心に残る思い出ができるでしょう。

マラケシュのジャマ・エル・フナ広場はアフリカでも最大の広場であり、訪れる者を見るもの、匂い、音、そのすべてで圧倒します。ここには、手作りのレザーバッグ、香り高いスパイス、カラフルなタイル、モザイクランタン、伝統的なジュエリーなどの商品を販売するショップがそろっています。へび使いや大道芸人、食べ物の屋台が集う街の喧騒の中にいると、様々な音楽の断片や香りを感じることができます。

アトラス山脈は、モロッコ、アルジェリア、チュニジアの北アフリカの国々をまたぐ山脈です。標高4,167メートルと北アフリカで最も高い山であるツブカル山は、マラケシュから南に65キロの位置にあります。アドベンチャーが好きなあなたなら、このエリアでスキーやハイキングに挑戦してみましょう。同時に現地のテントを使ったキャンプを楽しむこともできます。

1578年～1603年ごろに建設されたこの遺跡は、マラケシュで1917年に発見されました。サアード朝のスルタンたち60人が安息するこの遺跡は、建築の傑作といえるでしょう。美麗なドーム状の天井、大理石や木の彫刻、眼を見張るようなモザイクなどに囲まれ、しばし歴史に思いを馳せてみましょう。

スークと呼ばれるアラビア文化圏の市場はモロッコに数多く点在し、どんな街でも見つけることができます。まるで迷路のようなスークで、現地人は物々交換をしたり、掘り出し物を探したりしています。物々交換はめずらしいことではなく、観光客に最初に提示される金額は通常高額となっています。モロッコ絨毯など大きな買い物をする場合は、ゆっくり店内で商品を選べるよう、甘いミントティーを店主にふるまわれるかもしれません。

モロッコには数多くの砂漠がありますが、最も人気なのはアガファイとサハラ砂漠でしょう。アガファイはマラケシュから車で1時間の距離にあります。コンシェルジュにラクダ乗りやベルベル人のキャンプツアーの手配をおまかせください。過去にタイムスリップしたかのようなひとときを過ごすことができます。ラクダ乗りはお世辞にも快適とは言いがたいものの、ひんやりとした砂漠の上で輝く星を眺めるのはここだけの素晴らしい体験です。

フランスの登用美術家ジャック・マジョレルによって1923年につくられたこの庭園は、その60年後イブ・サンローランにより購入・修復されました。イブ・サンローランは、色のインスピレーションをマラケシュから得たといいます。緑豊かなヤシ、堂々と生えるサボテン、南国の花がいっぱいの魅力的な庭園で好奇心を刺激しましょう。

自然を味わいたいなら、マラケシュから北東へ150キロにある美しいアウザウド滝の訪問がおすすめです。滝の最下部では、現地人も観光客も思い思いに飛び込み、水浴びを楽しんでいます。さらに下流を進んでいくと、搾りたてオレンジジュースやおいしいモロッコ料理を出す小規模なレストランが並んでいます。

普段食べ慣れた料理とは一味違う発見をしましょう。豪快なモロッコ料理は、多くの場合複数人でのシェアを前提としています。モロッコを旅するなら、スープを浸すふわふわのパンと共に出される伝統のタジンは必ず食べたい一品です。スパイス、野菜、ドライフルーツ、多くの場合肉を組み合わせたこの料理は、陶器のタジン鍋で調理されます。何時間も煮込むことで、独特の味わいが生まれます。

ラマダン期間中にモロッコを訪れるなら、ハリラを食べる機会に恵まれるかもしれません。トマト、ラム肉、豆類が入ったこの豊かな味わいのスープは、ラマダン中の毎日の断食の終わりに食べる料理としてモロッコのイスラム教徒に親しまれています。プレッツェルのような見た目の甘い揚げ菓子チェバキアは、意外にもハリラとぴったりマッチします。

そしてモロッコ家庭料理で欠かせないのがクスクスです。クスクスは通常肉と蒸し野菜と共に供され、地域によってさまざまな味わいが楽しめます。例えばベルベル人は栄養豊かなバターミルクと共にクスクスを食べます。

オーダーメイドのモロッコ滞在

マラケシュを訪れる際は、メディナ近くのヴィラを宿にすると都市の喧騒を離れてゆったりと時間を過ごすことができます。メディナから車でわずか10分の物件には必要な機能とスタッフが揃い、まるでご自宅のようにおくつろぎいただけます。物々交換とスパイスショッピングで忙しい1日を過ごしたら、プライベートハマムルームで疲れを癒やしましょう。ヴィラのマッサージルームではマッサージセラピストがお待ちしています。午前中は、アトラス山脈の景色を眺めながらバルコニーで伝統的なモロッコ式朝食をお楽しみください。夜はモザイクタイル張りのスイミングプールで星を眺めたり、パーソナルドライバーおすすめの街観光をしたり。思い思いの時間をお過ごしください。

マラケシュ北部のラ・パルメレイの南国庭園では、ヤシの木やオリーブの木、芳しい植物など、まるでオアシスのような光景が広がります。豊かな美しさと爽やかな色彩があふれる緑豊かな地の周辺には、ニッキービーチなどの高級リゾートや複数の有名ゴルフコースがあります。ラ・パルメレイのヴィラは、高級なリゾート滞在と、マラケシュやその他人気観光地への便利なアクセスを両立しています。

ラ・パルメレイでAirbnb Luxeがお届けするヴィラは豊かな緑に囲まれ、雪がかかるアトラス山脈を遠くに眺めることができます。ミントティーをたしなみながらの夕日をお楽しみください。ムーア風の玄関口はモロッコならではの風格ですが、その周辺環境やアメニティ・設備はパーム・スプリングスの最高級ヴィラと同等の格式です。ヴィラ内のハマム、インフィニティプール、ジャグジーでゆっくりとおくつろぎください。アクティブに時間を過ごしたいなら、ゴルフやテニスで一汗かいたあとにプールに入るのもおすすめです。そのあとは、ヴィラ専属シェフがふるまうおいしいモロッコ料理をお楽しみください。