クイック返信を活用して時間を節約する
ホストは、「6月に予約できますか?」「道順を教えてもらえますか?」「Wi-Fiのパスワードを教えてください」など、同じ質問を異なるゲストから受けることがよくあります。
「メッセージ」タブのクイック返信を使用すれば、同じ回答を繰り返し活用し、毎回迅速に返答できます。
クイック返信とは
クイック返信は、メッセージ設定で事前に作成し、テンプレートとして保存できる短いメッセージです。
詳細情報(ゲストの姓など)のプレースホルダーをメッセージに挿入すると、リスティングや予約に関する情報が自動的に取り込まれ、各メッセージの内容がカスタマイズされます。
クイック返信は独自のものを作成するか、Airbnbのテンプレートを編集することができます。たとえば、ゲストから屋外グリルについての質問が頻繁に寄せられる場合は、標準的な回答をクイック返信として保存してみましょう。
クイック返信は、すぐに送信することも、後で自動送信されるよう設定することもできます。
クイック返信の送信方法
ゲストにすぐにクイック返信を送信する手順は次のとおりです。
- 「メッセージ」タブにアクセス
- 返信する会話を選択
- 「メッセージを入力」の横にあるプラス記号(+)をタップ
- 「クイック返信を送信」を選択
- 該当するクイック返信を選択して、会話内に表示
- 内容を編集するか、そのまま送信
- 矢印(↑)をタップして、メッセージを送信
「メッセージ」タブには、クイック返信の提案も表示されます。これは、人工知能を活用してゲストの質問を理解し、ホストによって作成されたクイック返信の中から回答となるものを提案する機能です。提案は会話内に表示され、ホストのみが確認できます。クイック返信の提案を編集してから送信するか、別の返信内容を入力することも可能です。
クイック返信の送信をスケジュール設定する方法
すべてのゲストにクイック返信を自動送信する手順は次のとおりです。
- 「メッセージ」タブにアクセス
- 画面上部の設定アイコンをタップ
- 「クイック返信を管理」をタップ
- スケジュール設定するクイック返信を選択し、「次へ」をタップ
- 「自動送信のタイミング」をタップし、ゲストにメッセージを送信するタイミング(ゲストからの予約が入ってから5分後、チェックイン1日前の10:00など)を選択
設定したクイック返信の送信時間が近づくと、ゲストとの会話内にリマインダーが表示されます。すでにお知らせした情報を繰り返し伝えることになる場合は、メッセージを調整するか、送信を取り消してください。
クイック返信を使用するためのヒント
クイック返信は、簡潔にまとめ、1つのトピックに焦点を当てることで効果的に活用できます。「メッセージ」タブには、次のような一般的なトピックに関するクイック返信のテンプレートが用意されています。
- リスティングの予約可能状況:カレンダーで予約可能となっている日付を予約できる旨をゲストに伝えます。
- 寝具/ベッドの数と種類:リスティングにある寝室、ベッド、バスルームの数を案内します。
- アーリーチェックイン:通常のチェックイン時刻より前に到着したいというゲストのリクエストを受け入れます。
- 道順と交通手段:宿泊施設の所在地と、行き方を説明します。
- Wi-Fi:宿泊施設または実施場所のWi-Fiネットワークとパスワードを案内します。
- レイトチェックアウト:通常のチェックアウト時刻より後に退出したいというゲストのリクエストを受け入れます。
事前作成済みのテンプレートを送信前にカスタマイズしたり、独自のテンプレートを作成したりできます。クイック返信の送信をスケジュール設定して、次のような重要なタイミングに送れるようにしてみましょう。
- 予約確定時:ゲストの予約が確定したタイミングでウェルカムメッセージを送信します。
- チェックイン前:旅行情報をすべて確認できるようになるチェックインの24~48時間前のタイミングで、フォローアップのメッセージを送ります。
- 1泊目の後:より快適に滞在してもらえるように、必要なものがあるかどうかを尋ねます。
- チェックアウト前:ゲストの退出予定日の前夜に、チェックアウトの時刻や手順を伝えます。
- 退出後:チェックアウトの24~48時間後に、リスティングに滞在してくれたゲストに感謝の気持ちを伝え、フィードバックをリクエストします。
クイック返信に写真や動画を追加すると、自己紹介をしたり宿泊施設に関する重要な情報を案内したりする上で役立ちます。たとえば、写真や動画を添えて説明すると、ゲストにとって宿泊施設への入室、エアコンや暖房の調節、露天風呂・ジャグジーの使用がより簡単になります。
ファイルは、予約確定後であればいつでもメッセージに添付できます。写真はPNGまたはJPG形式(最大50MB)、動画はMP4またはMOV形式(最大100MB、60秒以内)で送信できます。
実際のご利用体験は、国や地域によって異なる場合があります。本記事の掲載情報は、公開後に変更されている可能性があります。
