料金設定の戦略を立てる
料金と予約可能状況の設定を定期的に見直すことは、競争力を維持し、ホスティング収入の目標を達成するのに役立ちます。ここでは、料金設定の戦略を立てる方法をいくつかご紹介します。
定期的に設定を見直す
料金と予約可能状況を設定する際は、次の点を優先しましょう。
- 予約可能日を増やす。これにより、リスティングが検索結果に表示されやすくなります。設定により日付がブロックされている場合は、ブロックを解除するためのヒントをご確認ください。たとえば、最低宿泊日数を5泊に設定している場合に、4泊分をあけて2つの予約が入っている場合、その期間について最低宿泊日数を減らすことを推奨するヒントが表示されます。
- 予約可能状況の設定を変更する。これにより、ご自身のスケジュールに合わせてホスティングができます。宿泊日数、予約締切日、準備期間などを簡単に調整できます。
- 料金のヒントと類似のリスティングを確認する。これらのツールは、曜日や季節、特別なイベントに合わせて競争力のある料金を設定するのに役立ちます。スマートプライシングを使用している場合、料金のヒントや類似のリスティングは表示されません。
カナダ・ネルソンのスーパーホストであるKarenさんは、「類似するリスティングの料金をチェックできるのはいいですね。自分の料金を比較して、高すぎも低すぎもせず、ちょうどいい料金になるように調整できます」と述べています。
料金を調整する際は、追加料金も含めて、ゲストが支払う合計金額を念頭に置きましょう。
需要の低い時期に備える
どんなに人気のリスティングでも、予約が少ない時期というのはあるものです。リスティングの注目度を上げるために役立つ方法をいくつかご紹介します。
- 割引を提供する。週割や月割を提供すると、カレンダーの空きを埋め、ゲストの入れ替わりに伴う手間を減らすのに役立ちます。直前割引を設定すると、チェックインの1~28日前に予約するゲストにアピールできます。
- 予約締切日を短くする。チェックイン日により近い日付まで予約を受け付けることで、より多くの予約を獲得できるかもしれません。ご自身が必要とする準備期間に応じて、できるだけ短いリードタイムを設定しましょう。当日を選択することも可能です。
- より短期の滞在を受け入れる。最低宿泊日数を減らすと、短期滞在先を検索するゲストにアピールすることができます。最低宿泊日数はチェックイン日別に設定できます。
米カリフォルニア州パームスプリングスのスーパーホスト、Jimmyさんは、「短めの滞在が増えていることは間違いありません」と話します。「直前の滞在予約の場合、ゲストは前もって計画していたとは限らず、たとえ2日間でもよい休暇を過ごせたと感じることもあります。短期間でも予約できるという柔軟性は魅力的です」
需要の高い時期を最大限に活用する
Airbnbでは、ゲストの需要が高まる期間を最大限に活用するために役立つツールをいくつかご用意しています。次の方法をぜひご検討ください。
- 祝日や特別なイベントに注目する。大規模なコンサート、フェスティバル、スポーツイベントなどが開催される前には、予約可能状況と料金の設定を変更して、予約数とホスティング収入の増加につなげましょう。カレンダーには、リスティングがある地域のほとんどの祝日や主要なイベントが表示されます。
- 早割を設定する。チェックインの1~24か月前に確定する予約の料金を引き下げることで、早めに計画を立てるゲストにアピールできます。
- 予約可能期間を延長する。最低の3か月より長い期間を選択することで、リスティングが検索結果に表示されやすくなります。カレンダーでは、最長2年先の日付まで予約可能に設定できます。
「夏休みなら1年前から、クリスマス休暇は半年前から予約するゲストもいらっしゃいます」と語るのは、スペイン・タラゴナのスーパーホスト、Anneさんです。「早めに予約する傾向がある人は、通常キャンセルしません。ホスト自身の今後の予定が確定しますので、その意味でも重要です」
料金やその他の設定の管理は、常にホストご自身が行います。設定により得られる結果はそれぞれ異なる場合があります。
ホストには、インタビューに対する報酬が支払われました。
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