アクセシビリティのニーズに対応するためのAirbnbの取り組み
Airbnbでは、障害やアクセシビリティのニーズがある方々に旅をもっと身近に楽しんでいただけるよう、Airbnbのウェブサイトとアプリの使い勝手を改善し、ホストやゲストがアクセシビリティ対応の宿泊施設および体験をアピールしたり、検索したりできるしくみを整えました。
Airbnbのアクセシビリティ対応についてご確認ください。
ウェブサイトとアプリのアクセシビリティ対応
Airbnbでは、「Lighthouse for the Blind and Visually Impaired」および「Level Access」の協力を得ながら、目の不自由な方々が視覚サポート技術を利用してどのようにAirbnbのウェブサイトやアプリを操作しているのかについて実態調査を行っています。その中で、うまく機能している部分としていない部分を徹底的に洗い出し、誰にとっても使いやすいウェブサイトとアプリの開発に向け、設計担当エンジニアとデザイナーを指導する専門チームを社内に立ち上げました。
アクセシビリティ機能・設備のある宿泊施設
車いす、杖、その他の移動支援用具を利用する方々のニーズに対応した宿泊施設を掲載している場合、ホストはアクセシビリティ機能・設備に関する情報をリスティングに記載することができます。玄関までの段差のない通路、幅81cm以上の出入り口などについても、アクセシビリティ機能・設備としてリスティングに記載することが可能です。また、ホストはリスティングページの「アクセシビリティ」欄に写真をアップロードして、選択した各アクセシビリティ機能・設備の詳細を紹介しなければなりません。これは、ゲストが自分のニーズに合うリスティングかどうかを判断するのに役立ちます。すべてのアクセシビリティ機能・設備は、Airbnbの明確さと正確さに関するガイドラインを満たす必要があります。Airbnbのガイドラインおよびアクセシビリティ機能・設備を追加する方法についてご確認ください。
ゲストは、段差のないシャワールームや段差のない玄関など、アクセシビリティ機能・設備の条件を指定して検索結果を絞り込むことができるので、自分のニーズに合う宿泊先であるかどうかを判断することができます。アクセシビリティ機能・設備のある宿泊先の検索方法をご確認ください。
また、ホストのみなさまには、利用可能な政府機関のリソースを確認するとともに、リスティングに適用される可能性のある法的または規制上の要件について専門家に相談されることをおすすめします。たとえば、米国では一部のホストのみなさまを対象に、「障害を持つアメリカ人法(ADA)」および各州の障害アクセシビリティ法が適用される場合があります。不明な点がある場合は、ADA全国ネットワーク(The ADA National Network)およびADA地域センターにも問い合わせてみましょう。
米国ではさらに、リスティングを5件以上掲載中の一部のホストのみなさまを対象に、「障害を持つアメリカ人法(ADA)」および各州の障害アクセシビリティ法が適用される場合もあります。ada.govの情報を確認いただき、宿泊施設に求められるアクセシビリティ対応について専門家に相談することをおすすめします。ほかにも不明な点がある場合は、ADA全国ネットワーク(The ADA National Network)およびADA地域センターにも問い合わせてみましょう。
アクセシビリティに対応している体験
ホストは、アクセシビリティのニーズがあるゲストに対応した機能・設備に関する情報をリスティングに記載することができます。ホストが手話でコミュニケーションをとることができたり、ゲストに静かで落ち着いた空間を提供できたりする場合、そのような情報も体験のリスティングページに追加することができます。アクセシビリティ機能・設備を追加する場合、ホストはAirbnbの明確さと関連性に関するガイドラインを満たす機能・設備について詳細に説明する必要があります。Airbnbのガイドラインおよび体験のリスティングにアクセシビリティ機能・設備を追加する方法についてご確認ください。
ゲストはアクセシビリティ機能・設備の検索フィルターを使って、体験の検索結果を絞り込むことができます。たとえば、ゲストはアクセシビリティ対応のバスルームを備えた体験や、手話ができるホストによる体験を検索できます。アクセシビリティ機能・設備を備えた体験を検索する方法についてご確認ください。
さらにホストは、障害のあるゲストに同伴する介助提供者の体験への無料参加を許可することもできます。詳しくは、介助提供者の参加料金についてご確認ください。
介助動物
Airbnbでは、介助動物はペットと同じではなく、飼い主の生活に欠かせない役割を果たす動物という認識に立っています。ホストは、健康上または安全上の特別な理由がある場合を除き、(ペット不可の宿泊施設であったとしても)介助動物の同伴を受け入れる必要があります。介助動物について詳しくはこちらをご確認ください。
差別禁止ポリシー
Airbnbは「多様性の受け入れ」と「尊重」という2つの基本原則の上に成り立つコミュニティです。Airbnb上の差別はその種類を問わず全面禁止されています。差別禁止ポリシーの詳細はこちらをご確認ください。
宿泊先や体験の中には、ゲストの求めるニーズへの対応が難しいものもあるかもしれませんが、ゲストの障害のみを理由に予約を断る行為は固く禁じられています。もしAirbnbで差別を受けたと感じた場合は、こちらからご報告ください。
Airbnbに問い合わせる
Airbnbはこれからも、アクセシビリティ対応を促進すべく取り組んでまいります。Airbnbのご利用でお困りのときや、アクセシビリティ対応と誤って記載されている宿泊施設にお気づきの際には、こちらからご報告いただければ、担当チームの者が精一杯サポートいたします。