アクセシビリティのニーズがあるゲストをホスティングする

アクセシビリティのニーズがあるゲストを受け入れることは、そのほかのゲストを受け入れることと何ら変わりありません。チェックイン前に荷物を預かる場合と同様に、ちょっとした対応でゲストの滞在をより快適にすることができます。アクセシビリティのニーズはゲストによって異なりますので、リスティングの情報をわかりやすく正確に記載し、ゲストとしっかりコミュニケーションを取っておくことが何よりも大切です。

ゲストに歓迎の気持ちを伝えるためのポイントをこちらにまとめました。

• リスティングに関するゲストからの質問には、丁寧に対応しましょう。いくつか質問に答えるだけで、ゲストの快適さが大きく変わります。
• 軽い家具の移動や、ちょっとした変更が必要な場合など、合理的な範囲のリクエストには快く応じましょう。快適に移動できる安全なお部屋を用意すれば、ゲストは非常に助かります。
• おもてなしのスキルを活かせば、満足度の高い滞在の提供につながります。自分らしい気さくなおもてなしをしましょう。
• 介助動物を受け入れる準備をしましょう。介助動物はペットとはみなされないため、介助動物の飼い主にペット料金を請求することはできません。詳しくは、ペットと関連する清掃料金の記事をご確認ください。

以下への対応は必要ありません。

• ゲストのニーズや要件について推測したり、リスティングがゲストに適しているかどうかを判断したりすること。ゲストとコミュニケーションを取って、何が必要かを確認してください。
• リスティングを改装すること。宿泊施設はそれぞれユニークで特徴も異なります。最も重要なことはその情報を正確に伝えることです。
• 重い家具の移動など、安全かつ合理的な範囲で対応できない変更を加えること。ホストのみなさまご自身の身体的な制限により、安全に変更に対応できない場合もあるかと思いますので、ゲストのニーズに対応できない場合は、ゲストに連絡を取りその旨をお伝えください。

アクセシビリティのニーズがあるかどうかに関わらず、すべてのリスティングがどのゲストにも対応できるとは限りません。リスティングページに正確な情報を記載し、滞在のイメージを的確に伝えると同時に、合理的な範囲のリクエストに柔軟に対応することで、ご自身のリスティングに滞在できるゲストの人数を可能な限り増やすことができます。

お部屋をより快適にする

予約前に、ゲストからお部屋をより快適にするためのちょっとした対応をお願いされることがあります。

ほとんどのリクエストは10分もあれば対応でき、ゲストをお迎えする際のいつもの準備作業に組み込めるものです。

合理的な範囲のリクエスト例をご紹介します。

• チェックイン前に、生活用品を事前に話し合って決めた場所に置く（ゲストが取りやすいようにお皿を低いカウンターに置くなど）。
• 軽い家具の配置を変える（椅子やテーブルを移動して広い通り道を確保する、コンセントの前に物を置かないなど）。

ゲストからのリクエストが合理的な範囲であるかどうかは、ホストご自身で最善の判断をしましょう。ただし、ゲストに障害があるという理由だけで予約を断ることはできませんので、ご注意ください。このような行為は、世界中で安全かつアクセシビリティ対応のある宿泊施設の提供を目指す、Airbnbの差別禁止ポリシーに合致しません。