長期滞在の受け入れをはじめる
長期滞在の予約をゲストに促すことで、稼働率が向上し、ゲストの入れ替わりが減るため、収入が予測しやすくなります。
長期滞在を有効にする
Airbnbでは、多くのゲストが28泊以上の長期滞在を予約しています。長期滞在先を検索した際にゲストがリスティングを見つけられるよう、予約可能状況の設定を見直しましょう。
週割と月割を設定する
長期滞在を予約するゲストの多くは、週割や月割のあるリスティングを積極的に探しています。検索結果一覧とリスティングページの料金内訳では、週割と月割がゲスト向けに強調して表示されます。
月割を設定すると、長期滞在予約1件分のホスティング収入が期待するものにマッチするかどうかを確認できます。
また、月割率を予想空室率と同じ率に設定することもできます。以下はその例です。
- 1か月に平均で24日間の予約が入る場合、平均空室率は20%となります。
- この場合、月割率を20%にすることで、1回の滞在で同程度の収入を得ることができます。
月割を設定すると、ゲストは、28泊以上滞在できる宿泊先を検索した際の検索結果ページやリスティングページの料金内訳で、指定した日程における1か月の平均宿泊料金を確認することができます。
詳しくは、週割と月割をご確認ください。
長期滞在予約向けにリスティングを最適化する
長期滞在を有効にして週割・月割料金を設定する以外にも、次のような方法でリスティングを最適化して予約数を増やすことができます。
追加の予約設定
「カレンダーと予約可能状況」で次のような追加設定を再確認してみましょう。
- 予約締切日:何日前までゲストが予約できるか
- 準備期間:予約と予約の間に要する最短期間
- 予約可能期間:何か月先までの予約を受け付けるか
長期滞在向けに作成したガイドブックを追加する
近所におすすめの食料品店や、ジム、ドッグランなどがあれば、そうした情報をガイドブックに追加しましょう。
リスティングを改善する
長期滞在に欠かせないアメニティ・設備をそろえておきましょう。長期滞在を予定しているゲストは通常、Airbnbのすべてのリスティングに求められる必需品だけでなく、設備の整ったキッチン、洗濯機、安定してつながり、速度も十分なWi-Fiを備えたリスティングを探します。
また、ハウスマニュアルには、日常生活における注意事項(ゴミの出し方、お部屋の掃除方法や植物の水やり頻度など)を必ず記載するようにしてください。
長期滞在ゲストの滞在期間中は、ゲストからの連絡にすぐに対応し、サポートできるようにする
長期滞在中のゲストからは、Airbnbアプリ経由で連絡がきたり、対応を求められたりすることがあります。ハウスルールに長期滞在者向けのセクションを別途設け、注意事項を詳細に記載することもおすすめです。
ゲストとリスティングをシェアする場合は、交流の度合いについても事前に明確にしておくとよいでしょう。これは、リスティングページの「説明文とタイトル」にある「ゲストとの交流」のセクションで設定できます。
その他のガイドライン
- 28泊以上の長期滞在では、お支払い方法が異なります。Airbnbは初月分の宿泊料金を事前にお預かりします。その後は30日間ごとに自動的にご請求します。詳しくは、長期滞在予約の受取金に関する記事をご確認ください。
- 28泊以上の長期滞在には、ホストが選択した長期滞在予約のキャンセルポリシーが適用されます。
- 地域の法規制の影響を含め、長期滞在をホスティングする際の留意点をご確認ください。
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長期滞在を受け入れる前に留意すべきこと
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