1972年京都生まれ。幼少のころから絵を描くことが好きで、職人である父の影響もあり、中学卒業の頃には着物に絵を描く職人になることを決めました。美術工芸を専門に扱う高校で日本画を学び、卒業後、重要無形文化財「友禅」保持者(人間国宝)の羽田登喜男氏のもとで13年間の修業を経て独立。京都では工程ごとの分業が多い中、手描友禅の主な工程(細かく分けると20種あります)をすべて一人で行う技術を習得しています。2013年、京もの認定工芸士「京友禅」に認定。1991年から現在まで手描友禅に携わっています。
着物や帯の彩色の仕事をする一方で、その技術を活かして現代の生活スタイルに合うオリジナルアイテムを制作販売しています。手描友禅は着物(絹)を染める技術として江戸時代(約18世紀)より受け継いできたものですが、近年は、絹以外に綿、麻、レーヨン、革にその技術を活かしたアクセサリー等をつくっています。古来受け継いできた技術、日本人の感性を後世へ引き継いでいきたいと考えています。